IV.障害者を捉える設問に関する調査 IV-4-1 (9)<1>

4.調査の結果

1)インターネット調査

(9)3つの設問により「障害のある者」として捕捉された者の特徴<1>

 以下では、本調査研究で尋ねている、「日常生活の状況」や「仕事の状況」について、本調査研究で捕捉された「障害のある者」が「障害のない者」と比較して、どのような状況であるのかを分析した。
 ただし、WHODAS2.0は「障害のある者」の定義がないため、ここでは、「障害のある者」の定義があるワシントングループの設問と欧州統計局の設問を中心に分析を行っている。
 分析の視点としては、2つの設問(ワシントングループと欧州統計局)で捕捉された「障害のある者」について、以下の2つの視点を中心に分析を行った。

<視点1>

 障害のある者」と「障害のない者」で日常生活の状況や仕事の状況に差異があるか
 →新たな設問・定義で「障害のある者」を捕捉することで、意味のある違いを捉えることができるか、また、「障害のある者」の方が支援を求めていたり、社会経済的に不利な立場にあることがわかるか。

<視点2>

 特に、「障害のある者」でかつ公的障害者制度を利用していない(できていない)者について、支援を求めていたり、社会経済的に不利な立場にあることがわかるか。

<本節の構成>

 なお、調査結果について、特にワシントングループの設問で「障害のある者」と「障害のない者」、欧州統計局の設問で「障害のある者」と「障害のない者」、公的障害者制度の利用者と公的障害者制度の非利用者をわかりやすく比較するため、項目の最後に、整理表をつけている。整理表については、「全数」と「60歳未満」の2つの図表に分けている。
 したがって、本節は、各項目ごとに原則として4ページの構成となっている(一部、追加的な分析が含まれる場合は、以下の限りではない)。

1ページ目 2ページ目 3ページ目 4ページ目
ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」 欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」 【全数】 ワシントングループの設問・欧州統計局の設問・公的障害者制度の利用有無による比較表 【60歳未満】 ワシントングループの設問・欧州統計局の設問・公的障害者制度の利用有無による比較表
<1>日常生活の状況における特徴・相互比較
ア)日常生活の手助け・見守りの必要性

 ここでは「障害のある者/ない者」で手助け・見守りの必要性が異なるかを分析した。

(ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」)

●「日常生活における手助けや見守りの必要性」に関しては、「必要としている」者の割合は「障害のある者」の方が相対的に多い。

  • ワシントングループの設問における「障害のある者」は16.0%が必要としており、「障害のない者」は1.7%が必要としている。

●ただし、「障害のある者」でも、84.0%は日常生活の手助け・見守りを必要としていない。
●ワシントングループの設問では「障害のある者」として捕捉された者の中で、公的障害者制度を利用していないにもかかわらず、「日常生活における手助けや見守りを必要としている」者が5.0%存在していることが捕捉された。

図表 60 ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」の日常生活における手助け・見守りの必要性
(上段:実数、下段:割合)

Q11
日常生活における手助けや見守りの必要性について、
お答えください。
1.必要としている 2.必要としていない 合計
合計 773 22,437 23,210
実数 WG障害のある者 428 2,255 2,683
WG障害のない者 345 20,182 20,527
合計 3.3% 96.7% 100.0%
割合 WG障害のある者 16.0% 84.0% 100.0%
WG障害のない者 1.7% 98.3% 100.0%
Q11
日常生活における手助けや見守りの必要性について、
お答えください。
1.必要としている 2.必要としていない 合計
合計 773 22,437 23,210
実数 WG障害のある者 公的障害者制度利用あり 325 316 641
公的障害者制度利用なし 103 1,939 2,042
WG障害のない者 公的障害者制度利用あり 214 960 1,174
公的障害者制度利用なし 131 19,222 19,353
合計 3.3% 96.7% 100.0%
割合 WG障害のある者 公的障害者制度利用あり 50.7% 49.3% 100.0%
公的障害者制度利用なし 5.0% 95.0% 100.0%
WG障害のない者 公的障害者制度利用あり 18.2% 81.8% 100.0%
公的障害者制度利用なし 0.7% 99.3% 100.0%

(欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」)

●「日常生活における手助けや見守りの必要性」に関しては、「必要としている」者の割合は「障害のある者」の方が相対的に多い。

  • 欧州統計局の設問における「障害のある者」は15.4%必要としており、「障害のない者」は0.8%が必要としている。

●ただし、「障害のある者」でも、84.6%は日常生活の手助け・見守りを必要としていない。
●欧州統計局の設問では「障害のある者」として捕捉された者の中で、公的障害者制度を利用していないにもかかわらず、「日常生活における手助けや見守りを必要としている」者が5.0%存在していることがわかった。

図表 61 欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」の日常生活における手助け・見守りの必要性
(上段:実数、下段:割合)

Q11
日常生活における手助けや見守りの必要性について、
お答えください。
1.必要としている 2.必要としていない 合計
合計 773 22,437 23,210
実数 ES障害のある者 618 3,390 4,008
ES障害のない者 155 19,047 19,202
合計 3.3% 96.7% 100.0%
割合 ES障害のある者 15.4% 84.6% 100.0%
ES障害のない者 0.8% 99.2% 100.0%
Q11
日常生活における手助けや見守りの必要性について、
お答えください。
1.必要としている 2.必要としていない 合計
合計 773 22,437 23,210
実数 ES障害のある者 公的障害者制度利用あり 478 718 1,196
公的障害者制度利用なし 140 2,672 2,812
ES障害のない者 公的障害者制度利用あり 61 558 619
公的障害者制度利用なし 94 18,489 18,583
合計 3.3% 96.7% 100.0%
割合 ES障害のある者 公的障害者制度利用あり 40.0% 60.0% 100.0%
公的障害者制度利用なし 5.0% 95.0% 100.0%
ES障害のない者 公的障害者制度利用あり 9.9% 90.1% 100.0%
公的障害者制度利用なし 0.5% 99.5% 100.0%

【全数まとめ】

●「日常生活における手助けや見守りの必要性」に関しては、「必要としている」者の割合は「公的障害者制度利用あり」が相対的に多い。属性により、傾向に大きな差が見られるわけではない。

  • ワシントングループの設問で「障害のある者」は16.0%、欧州統計局の設問で「障害のある者」は15.4%に対し、「公的障害者制度利用あり」は29.7%となった。
図表 62 「障害のある者」と「障害のない者」の日常生活における手助け・見守りの必要性
(上段:実数、下段:割合)
Q11
日常生活における手助けや見守りの必要性について、お答えください。
1.必要としている 2.必要としていない 合計
合計 773 22,437 23,210
実数 WG障害のある者 428 2,255 2,683
WG障害のない者 345 20,182 20,527
ES障害のある者 618 3,390 4,008
ES障害のない者 155 19,047 19,202
公的障害者制度利用あり 539 1,276 1,815
公的障害者制度利用なし 234 21,161 21,395
合計 3.3% 96.7% 100.0%
割合 WG障害のある者 16.0% 84.0% 100.0%
WG障害のない者 1.7% 98.3% 100.0%
ES障害のある者 15.4% 84.6% 100.0%
ES障害のない者 0.8% 99.2% 100.0%
公的障害者制度利用あり 29.7% 70.3% 100.0%
公的障害者制度利用なし 1.1% 98.9% 100.0%

【60歳未満】

●「日常生活における手助けや見守りの必要性」に関しては、「必要としている」者の割合は「公的障害者制度利用あり」が相対的に多い。属性により、傾向に大きな差が見られるわけではない。

  • 60歳未満のワシントングループの設問で「障害のある者」は16.4%、欧州統計局の設問で「障害のある者」は18.3%に対し、「公的障害者制度利用あり」は32.7%となった。
図表 63 60歳未満で「障害のある者」と「障害のない者」の日常生活における手助け・見守りの必要性
(上段:実数、下段:割合)
Q11
日常生活における手助けや見守りの必要性について、お答えください。
1.必要としている 2.必要としていない 合計
合計 533 13,092 13,625
実数 WG障害のある者 282 1,438 1,720
WG障害のない者 251 11,654 11,905
ES障害のある者 412 1,842 2,254
ES障害のない者 121 11,250 11,371
公的障害者制度利用あり 389 800 1,189
公的障害者制度利用なし 144 12,292 12,436
合計 3.9% 96.1% 100.0%
割合 WG障害のある者 16.4% 83.6% 100.0%
WG障害のない者 2.1% 97.9% 100.0%
ES障害のある者 18.3% 81.7% 100.0%
ES障害のない者 1.1% 98.9% 100.0%
公的障害者制度利用あり 32.7% 67.3% 100.0%
公的障害者制度利用なし 1.2% 98.8% 100.0%
イ)健康上の問題の日常生活への影響

 ここでは「障害のある者/ない者」で健康問題の日常生活への影響が異なるかを分析した。

(ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」)

●「健康上の問題による日常生活への影響」に関しては、「影響がある」者の割合は「障害のある者」の方が相対的に多い。

  • ワシントングループの設問における「障害のある者」は35.0%が「影響がある」としており、「障害のない者」は11.0%が「影響がある」としている。

●ただし、「障害のある者」でも、65.0%は健康上の問題による日常生活への影響がない。
●ワシントングループの設問で「障害のある者」として捕捉された者の中で、公的障害者制度を利用していないにもかかわらず、「健康上の問題による日常生活への影響がある」者が22.9%存在していることがわかった。

図表 64 ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」の健康上の問題による日常生活への影響
(上段:実数、下段:割合)

Q12
現在、健康上の問題で日常生活に
何か影響がありますか。
1.ある 2.ない 合計
合計 3,190 20,020 23,210
実数 WG障害のある者 939 1,744 2,683
WG障害のない者 2,251 18,276 20,527
合計 13.7% 86.3% 100.0%
割合 WG障害のある者 35.0% 65.0% 100.0%
WG障害のない者 11.0% 89.0% 100.0%
Q12
現在、健康上の問題で日常生活に
何か影響がありますか。
1.ある 2.ない 合計
合計 3,190 20,020 23,210
実数 WG障害のある者 公的障害者制度利用あり 471 170 641
公的障害者制度利用なし 468 1,574 2,042
WG障害のない者 公的障害者制度利用あり 565 609 1,174
公的障害者制度利用なし 1,686 17,667 19,353
合計 13.7% 86.3% 100.0%
割合 WG障害のある者 公的障害者制度利用あり 73.5% 26.5% 100.0%
公的障害者制度利用なし 22.9% 77.1% 100.0%
WG障害のない者 公的障害者制度利用あり 48.1% 51.9% 100.0%
公的障害者制度利用なし 8.7% 91.3% 100.0%

(欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」)

●「健康上の問題による日常生活への影響」に関しては、「影響がある」者の割合は「障害のある者」の方が相対的に多い。

  • 欧州統計局の設問における「障害のある者」は63.2%が「影響がある」としており、「障害のない者」は3.4%が「影響がある」としている。

●「障害のある者」で健康上の問題による日常生活への影響がない者は36.8%にとどまる。
●欧州統計局の設問で「障害のある者」として捕捉された者の中で、公的障害者制度を利用していないにもかかわらず、「健康上の問題による日常生活への影響がある」者が56.7%存在していることがわかった。

図表 65 欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」の健康上の問題による日常生活への影響
(上段:実数、下段:割合)

Q12
現在、健康上の問題で日常生活に
何か影響がありますか。
1.ある 2.ない 合計
合計 3,190 20,020 23,210
実数 ES障害のある者 2,535 1,473 4,008
ES障害のない者 655 18,547 19,202
合計 13.7% 86.3% 100.0%
割合 ES障害のある者 63.2% 36.8% 100.0%
ES障害のない者 3.4% 96.6% 100.0%
Q12
現在、健康上の問題で日常生活に
何か影響がありますか。
1.ある 2.ない 合計
合計 3,190 20,020 23,210
実数 ES障害のある者 公的障害者制度利用あり 940 256 1,196
公的障害者制度利用なし 1,595 1,217 2,812
ES障害のない者 公的障害者制度利用あり 96 523 619
公的障害者制度利用なし 559 18,024 18,583
合計 13.7% 86.3% 100.0%
割合 ES障害のある者 公的障害者制度利用あり 78.6% 21.4% 100.0%
公的障害者制度利用なし 56.7% 43.3% 100.0%
ES障害のない者 公的障害者制度利用あり 15.5% 84.5% 100.0%
公的障害者制度利用なし 3.0% 97.0% 100.0%

 なお、参考的に、欧州統計局の設問で「障害のある者」として捕捉される要件の1つである、「健康問題による日常の一般的な活動における支障」の有無・程度と、「健康上の問題による日常生活への影響」のクロス集計・分析を実施した。
 その集計結果によると、「健康上の問題による日常生活への影響」はあるものの、「全く支障がない」と回答している者が13.8%(439名)存在し、影響は感じるものの具体的な支障までは感じていない者も割合は多くはないが存在することが確認できた。
 多くの者(以下では12.6%+73.6%=86.2%)にとっては、「影響がある」ことと「支障がある」ことはほぼ同義と捉えて回答されていると考えられるが、一部の者(13.8%の者)にとっては、同じ健康問題を理由・背景としていても、「影響がある」ということと、「支障がある」ということは別のこと(「影響がある」場合でも「支障」までは認識されていないケースがある)として認識・回答されていることがわかる。

図表 66 健康問題による「一般的な活動における支障」と「日常生活の影響」の関係
(上段:実数、下段:割合)
Q7.健康問題による日常の
一般的な活動における支障
1.非常に
支障がある
2.ある程度
支障がある
3.全く
支障がない
合計
Q.12(実数)
健康上の問題による
日常生活への影響
合計 477 4,195 18,538 23,210
1.ある 402 2,349 439 3,190
2.ない 75 1,846 18,099 20,020
Q.12(実数)
健康上の問題による
日常生活への影響
合計 2.1% 18.1% 79.9% 100.0%
1.ある 12.6% 73.6% 13.8% 100.0%
2.ない 0.4% 9.2% 90.4% 100.0%

【全数まとめ】

●「健康上の問題の日常生活への影響」に関しては、「影響がある」とする者の割合は「公的障害者制度利用あり」及び「欧州統計局の設問」で多い。属性により、傾向に大きな差が見られるわけではない。

  • 欧州統計局の設問で「障害のある者」は63.2%、「公的障害者制度利用あり」は57.1%となった。
  • 半面、ワシントングループの設問で「障害のある者」は35.0%と他の2つと比較するとかなり低い。
図表 67 「障害のある者」と「障害のない者」の健康上の問題による日常生活への影響
(上段:実数、下段:割合)
Q12
現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか。
1.ある 2.ない 合計
合計 3,190 20,020 23,210
実数 WG障害のある者 939 1,744 2,683
WG障害のない者 2,251 18,276 20,527
ES障害のある者 2,535 1,473 4,008
ES障害のない者 655 18,547 19,202
公的障害者制度利用あり 1,036 779 1,815
公的障害者制度利用なし 2,154 19,241 21,395
合計 13.7% 86.3% 100.0%
割合 WG障害のある者 35.0% 65.0% 100.0%
WG障害のない者 11.0% 89.0% 100.0%
ES障害のある者 63.2% 36.8% 100.0%
ES障害のない者 3.4% 96.6% 100.0%
公的障害者制度利用あり 57.1% 42.9% 100.0%
公的障害者制度利用なし 10.1% 89.9% 100.0%

【60歳未満】

●「健康上の問題の日常生活への影響」に関しては、「影響がある」とする者の割合は「公的障害者制度利用あり」及び「欧州統計局の設問」で多い。属性により、傾向に大きな差が見られるわけではない。

  • 60歳未満の欧州統計局の設問で「障害のある者」は65.6%、「公的障害者制度利用あり」は59.1%となった。
  • 半面、ワシントングループの設問で「障害のある者」は31.3%と他の2つと比較するとかなり低い。
図表 68 60歳未満で「障害のある者」と「障害のない者」の健康上の問題による日常生活への影響
(上段:実数、下段:割合)
Q12
現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか。
1.ある 2.ない 合計
合計 1,838 11,787 13,625
実数 WG障害のある者 539 1,181 1,720
WG障害のない者 1,299 10,606 11,905
ES障害のある者 1,479 775 2,254
ES障害のない者 359 11,012 11,371
公的障害者制度利用あり 703 486 1,189
公的障害者制度利用なし 1,135 11,301 12,436
合計 13.5% 86.5% 100.0%
割合 WG障害のある者 31.3% 68.7% 100.0%
WG障害のない者 10.9% 89.1% 100.0%
ES障害のある者 65.6% 34.4% 100.0%
ES障害のない者 3.2% 96.8% 100.0%
公的障害者制度利用あり 59.1% 40.9% 100.0%
公的障害者制度利用なし 9.1% 90.9% 100.0%
ウ)健康上の問題の発生時期

 ここでは「障害のある者/ない者」で健康問題の発生時期が異なるのかを分析した。

(ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」)

●「健康上の問題による日常生活への影響」に関しては、「影響がある」者のうち、健康上の問題が発生してからの期間を把握すると、「10年以上」の者の割合がやや多い。

  • ワシントングループの設問における「障害のある者」は37.2%が「10年以上」としており、「障害のない者」は35.4%が「10年以上」としている。

●ワシントングループの設問では「障害のある者」として捕捉された者の中で、公的障害者制度を利用していないにもかかわらず「健康上の問題による日常生活への影響がある」者の特徴は、「10年以上」と「1年以上5年未満」が多く、「生まれつき発生」が少ないことである。

  • 特に、「1年以上5年未満」は約29.3%と、「障害のある者」で公的障害者制度の利用者の割合(16.1%)と比較すると相対的に多く、「生まれつき発生」は3.2%となっており、「障害のある者」で公的障害者制度の利用者の割合(14.2%)と比較すると相対的に少ない。

図表 69 ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」の健康上の問題による日常生活への影響の発生からの経過時間
(上段:実数、下段:割合)

Q12S2
日常生活への影響の要因となった健康上の問題が発生してからどれくらい経過しましたか。
1.生まれつき発生している 2.10年以上 3.5年以上10年未満 4.1年以上5年未満 5.6ヶ月以上1年未満 6.1ヶ月以上6ヶ月未満 7.1ヶ月未満 合計
合計 162 1,145 632 766 196 167 122 3,190
実数 WG障害のある者 82 349 193 213 39 35 28 939
WG障害のない者 80 796 439 553 157 132 94 2,251
合計 5.1% 35.9% 19.8% 24.0% 6.1% 5.2% 3.8% 100.0%
割合 WG障害のある者 8.7% 37.2% 20.6% 22.7% 4.2% 3.7% 3.0% 100.0%
WG障害のない者 3.6% 35.4% 19.5% 24.6% 7.0% 5.9% 4.2% 100.0%
Q12S2
日常生活への影響の要因となった健康上の問題が発生してからどれくらい経過しましたか。
1.生まれつき発生している 2.10年以上 3.5年以上10年未満 4.1年以上5年未満 5.6ヶ月以上1年未満 6.1ヶ月以上6ヶ月未満 7.1ヶ月未満 合計
合計 162 1,145 632 766 196 167 122 3,190
実数 WG障害のある者 公的障害者制度利用あり 67 202 102 76 11 4 9 471
公的障害者制度利用なし 15 147 91 137 28 31 19 468
WG障害のない者 公的障害者制度利用あり 43 277 104 100 28 8 5 565
公的障害者制度利用なし 37 519 335 453 129 124 89 1,686
合計 5.1% 35.9% 19.8% 24.0% 6.1% 5.2% 3.8% 100.0%
割合 WG障害のある者 公的障害者制度利用あり 14.2% 42.9% 21.7% 16.1% 2.3% 0.8% 1.9% 100.0%
公的障害者制度利用なし 3.2% 31.4% 19.4% 29.3% 6.0% 6.6% 4.1% 100.0%
WG障害のない者 公的障害者制度利用あり 7.6% 49.0% 18.4% 17.7% 5.0% 1.4% 0.9% 100.0%
公的障害者制度利用なし 2.2% 30.8% 19.9% 26.9% 7.7% 7.4% 5.3% 100.0%

(欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」)

●「健康上の問題による日常生活への影響」に関しては、「影響がある」者のうち、健康上の問題が発生してからの期間を把握すると、「10年以上」とする者の割合がやや多い。

  • 欧州統計局の設問における「障害のある者」は38.8%が「10年以上」としており、「障害のない者」は24.7%が「10年以上」としている。

●欧州統計局の設問では「障害のある者」として捕捉された者の中で、公的障害者制度を利用していないにもかかわらず、「健康上の問題による日常生活への影響がある」者の特徴は、「1年以上5年未満が多い」こと、「生まれつき発生」が少ないことである。

  • 「1年以上5年未満」は30.6%と、「障害のある者」で公的障害者制度の利用者の割合(16.8%)と比較すると相対的に多く、「生まれつき発生」は2.3%となっており、「障害のある者」で公的障害者制度の利用者の割合(10.3%)と比較すると相対的に少ない。

図表 70 欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」の健康上の問題による日常生活への影響の発生からの経過時間
(上段:実数、下段:割合)

Q12S2
日常生活への影響の要因となった健康上の問題が発生してからどれくらい経過しましたか。
1.生まれつき発生している 2.10年以上 3.5年以上10年未満 4.1年以上5年未満 5.6ヶ月以上1年未満 6.1ヶ月以上6ヶ月未満 7.1ヶ月未満 合計
合計 162 1,145 632 766 196 167 122 3,190
実数 ES障害のある者 134 983 537 646 156 54 25 2,535
ES障害のない者 28 162 95 120 40 113 97 655
合計 5.1% 35.9% 19.8% 24.0% 6.1% 5.2% 3.8% 100.0%
割合 ES障害のある者 5.3% 38.8% 21.2% 25.5% 6.2% 2.1% 1.0% 100.0%
ES障害のない者 4.3% 24.7% 14.5% 18.3% 6.1% 17.3% 14.8% 100.0%
Q12S2
日常生活への影響の要因となった健康上の問題が発生してからどれくらい経過しましたか。
1.生まれつき発生している 2.10年以上 3.5年以上10年未満 4.1年以上5年未満 5.6ヶ月以上1年未満 6.1ヶ月以上6ヶ月未満 7.1ヶ月未満 合計
合計 162 1,145 632 766 196 167 122 3,190
実数 ES障害のある者 公的障害者制度利用あり 97 442 190 158 33 12 8 940
公的障害者制度利用なし 37 541 347 488 123 42 17 1,595
ES障害のない者 公的障害者制度利用あり 13 37 16 18 6 0 6 96
公的障害者制度利用なし 15 125 79 102 34 113 91 559
合計 5.1% 35.9% 19.8% 24.0% 6.1% 5.2% 3.8% 100.0%
割合 ES障害のある者 公的障害者制度利用あり 10.3% 47.0% 20.2% 16.8% 3.5% 1.3% 0.9% 100.0%
公的障害者制度利用なし 2.3% 33.9% 21.8% 30.6% 7.7% 2.6% 1.1% 100.0%
ES障害のない者 公的障害者制度利用あり 13.5% 38.5% 16.7% 18.8% 6.3% 0.0% 6.3% 100.0%
公的障害者制度利用なし 2.7% 22.4% 14.1% 18.2% 6.1% 20.2% 16.3% 100.0%

【全数まとめ】

●「健康上の問題の発生時期」に関しては、いずれの属性も「10年以上」が最も多くなっている。ワシントングループの設問、欧州統計局の設問、公的障害者制度の利用者で大きな傾向の差は見られない。属性により、傾向に大きな差が見られるわけではない。

  • ワシントングループの設問で「障害のある者」は37.2%、欧州統計局の設問で「障害のある者」は38.8%、「公的障害者制度利用あり」は46.2%となった。
  • 強いて挙げると、「公的障害者制度利用あり」は「生まれつき発生している」とする者が10.6%であり、ワシントングループの設問や欧州統計局の設問より相対的に多い。
図表 71 「障害のある者」と「障害のない者」の健康上の問題による日常生活への影響の発生からの経過時間
(上段:実数、下段:割合)
Q12S2
日常生活への影響の要因となった健康上の問題が発生してからどれくらい経過しましたか。
1.生まれつき発生している 2.10年以上 3.5年以上10年未満 4.1年以上5年未満 5.6ヶ月以上1年未満 6.1ヶ月以上6ヶ月未満 7.1ヶ月未満 合計
合計 162 1,145 632 766 196 167 122 3,190
実数 WG障害のある者 82 349 193 213 39 35 28 939
WG障害のない者 80 796 439 553 157 132 94 2,251
ES障害のある者 134 983 537 646 156 54 25 2,535
ES障害のない者 28 162 95 120 40 113 97 655
公的障害者制度利用あり 110 479 206 176 39 12 14 1,036
公的障害者制度利用なし 52 666 426 590 157 155 108 2,154
合計 5.1% 35.9% 19.8% 24.0% 6.1% 5.2% 3.8% 100.0%
割合 WG障害のある者 8.7% 37.2% 20.6% 22.7% 4.2% 3.7% 3.0% 100.0%
WG障害のない者 3.6% 35.4% 19.5% 24.6% 7.0% 5.9% 4.2% 100.0%
ES障害のある者 5.3% 38.8% 21.2% 25.5% 6.2% 2.1% 1.0% 100.0%
ES障害のない者 4.3% 24.7% 14.5% 18.3% 6.1% 17.3% 14.8% 100.0%
公的障害者制度利用あり 10.6% 46.2% 19.9% 17.0% 3.8% 1.2% 1.4% 100.0%
公的障害者制度利用なし 2.4% 30.9% 19.8% 27.4% 7.3% 7.2% 5.0% 100.0%

【60歳未満】

●「健康上の問題の発生時期」に関しては、いずれの属性も「10年以上」が最も多くなっている。ワシントングループの設問、欧州統計局の設問、公的障害者制度の利用者で大きな傾向の差は見られない。

  • 「10年以上」に該当する60歳未満のワシントングループの設問で「障害のある者」は35.3%、欧州統計局の設問で「障害のある者」は39.5%、「公的障害者制度利用あり」は44.5%となった。
  • 強いて差異を挙げると、「公的障害者制度利用あり」とワシントングループの設問で「障害のある者」は「生まれつき発生している」とする者がそれぞれ13.8%、13.4%存在しており、欧州統計局の設問で「障害のある者」より相対的に多い。
図表 72 60歳未満で「障害のある者」と「障害のない者」の健康上の問題による日常生活への影響の発生からの経過時間
(上段:実数、下段:割合)
Q12S2
日常生活への影響の要因となった健康上の問題が発生してからどれくらい経過しましたか。
1.生まれつき発生している 2.10年以上 3.5年以上10年未満 4.1年以上5年未満 5.6ヶ月以上1年未満 6.1ヶ月以上6ヶ月未満 7.1ヶ月未満 合計
合計 139 678 360 389 114 84 74 1,838
実数 WG障害のある者 72 190 114 106 22 16 19 539
WG障害のない者 67 488 246 283 92 68 55 1,299
ES障害のある者 111 584 312 340 91 25 16 1,479
ES障害のない者 28 94 48 49 23 59 58 359
公的障害者制度利用あり 97 313 143 105 28 6 11 703
公的障害者制度利用なし 42 365 217 284 86 78 63 1,135
合計 7.6% 36.9% 19.6% 21.2% 6.2% 4.6% 4.0% 100.0%
割合 WG障害のある者 13.4% 35.3% 21.2% 19.7% 4.1% 3.0% 3.5% 100.0%
WG障害のない者 5.2% 37.6% 18.9% 21.8% 7.1% 5.2% 4.2% 100.0%
ES障害のある者 7.5% 39.5% 21.1% 23.0% 6.2% 1.7% 1.1% 100.0%
ES障害のない者 7.8% 26.2% 13.4% 13.6% 6.4% 16.4% 16.2% 100.0%
公的障害者制度利用あり 13.8% 44.5% 20.3% 14.9% 4.0% 0.9% 1.6% 100.0%
公的障害者制度利用なし 3.7% 32.2% 19.1% 25.0% 7.6% 6.9% 5.6% 100.0%
エ)心の状況(気分障害)との関係(1:心配・不安等を感じる頻度)

 ここでは「障害のない者」でも気分障害(心配・不安等)を感じるのか、どの程度かを分析した。(※本ページの図表は比較しやすさ、見やすさのために再掲している。)

(ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」)

●「心配や落ち着かない気持ちや不安を感じることの頻度」に関して、「毎日」もしくは「週に1回程度」と回答する、相対的に頻度が高い者についてみると、ワシントングループの設問では「障害なし」と捕捉された者であっても、「毎日」が7.6%であり、「週に1回程度」が12.8%、あわせて約20.4%である。気分障害についてはそもそもワシントングループの設問では尋ねていないため、気分障害の者であっても、一定数が「障害のある者」とみなされなくなっている可能性がある。
●ワシントングループの設問では「心配や落ち着かない気持ちや不安を感じることの頻度」に関して、「障害のある者」で、公的障害者制度を利用していないにもかかわらず、「毎日」とする者が15.3%存在している。
●また、「障害のない者」でかつ公的障害者制度の非利用者でも、「毎日」が6.5%、「週に1回程度」が12.2%と合計18.7%程度が気分障害の可能性がある。

図表 73 ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」の気分障害有無(心配・不安等を感じる頻度)
(上段:実数、下段:割合)※本表については再掲である。

Q13
1.心配や落ち着かない気持ちや不安を感じることはどのくらい頻繁にありますか。
1.毎日 2.週に1回程度 3.月に1回程度 4.年に2、3回程度 5.全くない 合計
合計 2,078 3,105 2,897 5,010 10,120 23,210
実数 WG障害のある者 514 477 344 449 899 2,683
WG障害のない者 1,564 2,628 2,553 4,561 9,221 20,527
合計 9.0% 13.4% 12.5% 21.6% 43.6% 100.0%
割合 WG障害のある者 19.2% 17.8% 12.8% 16.7% 33.5% 100.0%
WG障害のない者 7.6% 12.8% 12.4% 22.2% 44.9% 100.0%
Q13
1.心配や落ち着かない気持ちや不安を感じることはどのくらい頻繁にありますか。
1.毎日 2.週に1回程度 3.月に1回程度 4.年に2、3回程度 5.全くない 合計
合計 2,078 3,105 2,897 5,010 10,120 23,210
実数 WG障害のある者 公的障害者制度利用あり 201 147 101 86 106 641
公的障害者制度利用なし 313 330 243 363 793 2,042
WG障害のない者 公的障害者制度利用あり 298 267 166 179 264 1,174
公的障害者制度利用なし 1,266 2,361 2,387 4,382 8,957 19,353
合計 9.0% 13.4% 12.5% 21.6% 43.6% 100.0%
割合 WG障害のある者 公的障害者制度利用あり 31.4% 22.9% 15.8% 13.4% 16.5% 100.0%
公的障害者制度利用なし 15.3% 16.2% 11.9% 17.8% 38.8% 100.0%
WG障害のない者 公的障害者制度利用あり 25.4% 22.7% 14.1% 15.2% 22.5% 100.0%
公的障害者制度利用なし 6.5% 12.2% 12.3% 22.6% 46.3% 100.0%

(欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」)

●「心配や落ち着かない気持ちや不安を感じることの頻度」に関して、「毎日」もしくは「週に1回程度」と回答する、相対的に頻度が高い者についてみると、欧州統計局の設問では「障害なし」と捕捉された者であっても、「毎日」が5.5%であり、「週に1回程度」が11.2%、あわせて約16.7%である。気分障害については欧州統計局の設問では明確には尋ねていないため、気分障害の者であっても、一定数が「障害のある者」とみなされなくなっている可能性がある。
●欧州統計局の設問では「心配や落ち着かない気持ちや不安を感じることの頻度」に関して、「障害のある者」で、公的障害者制度を利用していないにもかかわらず、「毎日」とする者が21.5%存在している。
●また、「障害のない者」でかつ公的障害者制度の非利用者でも、「毎日」が5.2%、「週に1回程度」が11.0%と合計16.2%程度が気分障害の可能性がある。

図表 74 欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」の気分障害有無(心配・不安等を感じる頻度)
(上段:実数、下段:割合)

Q13
1.心配や落ち着かない気持ちや不安を感じることはどのくらい頻繁にありますか。
1.毎日 2.週に1回程度 3.月に1回程度 4.年に2、3回程度 5.全くない 合計
合計 2,078 3,105 2,897 5,010 10,120 23,210
実数 ES障害のある者 1,023 959 616 710 700 4,008
ES障害のない者 1,055 2,146 2,281 4,300 9,420 19,202
合計 9.0% 13.4% 12.5% 21.6% 43.6% 100.0%
割合 ES障害のある者 25.5% 23.9% 15.4% 17.7% 17.5% 100.0%
ES障害のない者 5.5% 11.2% 11.9% 22.4% 49.1% 100.0%
Q13
1.心配や落ち着かない気持ちや不安を感じることはどのくらい頻繁にありますか。
1.毎日 2.週に1回程度 3.月に1回程度 4.年に2、3回程度 5.全くない 合計
合計 2,078 3,105 2,897 5,010 10,120 23,210
実数 ES障害のある者 公的障害者制度利用あり 418 304 168 147 159 1,196
公的障害者制度利用なし 605 655 448 563 541 2,812
ES障害のない者 公的障害者制度利用あり 81 110 99 118 211 619
公的障害者制度利用なし 974 2,036 2,182 4,182 9,209 18,583
合計 9.0% 13.4% 12.5% 21.6% 43.6% 100.0%
割合 ES障害のある者 公的障害者制度利用あり 34.9% 25.4% 14.0% 12.3% 13.3% 100.0%
公的障害者制度利用なし 21.5% 23.3% 15.9% 20.0% 19.2% 100.0%
ES障害のない者 公的障害者制度利用あり 13.1% 17.8% 16.0% 19.1% 34.1% 100.0%
公的障害者制度利用なし 5.2% 11.0% 11.7% 22.5% 49.6% 100.0%

【全数まとめ】

●欧州統計局の設問、公的障害者制度の利用者は「毎日」と回答する者の割合が最も多い。

  • 「毎日」と回答する者の割合は、ワシントングループの設問で「障害のある者」が19.2%、欧州統計局の設問で「障害のある者」が25.5%、公的障害者制度の利用者で27.5%である。

●また、ワシントングループの設問は「全くない」とする者が他の2つと比較して相対的に多い。

  • 「全くない」と回答する者の割合は、ワシントングループの設問で「障害のある者」が33.5%、欧州統計局の設問で「障害のある者」が17.5%、「公的障害者制度利用あり」で20.4%である。
図表 75 「障害のある者」と「障害のない者」の気分障害有無(心配・不安等を感じる頻度)
(上段:実数、下段:割合)
Q13
1.心配や落ち着かない気持ちや不安を感じることはどのくらい頻繁にありますか。
1.毎日 2.週に1回程度 3.月に1回程度 4.年に2、3回程度 5.全くない 合計
合計 2,078 3,105 2,897 5,010 10,120 23,210
実数 WG障害のある者 514 477 344 449 899 2,683
WG障害のない者 1,564 2,628 2,553 4,561 9,221 20,527
ES障害のある者 1,023 959 616 710 700 4,008
ES障害のない者 1,055 2,146 2,281 4,300 9,420 19,202
公的障害者制度利用あり 499 414 267 265 370 1,815
公的障害者制度利用なし 1,579 2,691 2,630 4,745 9,750 21,395
合計 9.0% 13.4% 12.5% 21.6% 43.6% 100.0%
割合 WG障害のある者 19.2% 17.8% 12.8% 16.7% 33.5% 100.0%
WG障害のない者 7.6% 12.8% 12.4% 22.2% 44.9% 100.0%
ES障害のある者 25.5% 23.9% 15.4% 17.7% 17.5% 100.0%
ES障害のない者 5.5% 11.2% 11.9% 22.4% 49.1% 100.0%
公的障害者制度利用あり 27.5% 22.8% 14.7% 14.6% 20.4% 100.0%
公的障害者制度利用なし 7.4% 12.6% 12.3% 22.2% 45.6% 100.0%

【60歳未満】

●欧州統計局の設問、公的障害者制度の利用者は「毎日」と回答する者の割合が最も多い。

  • 60歳未満で「毎日」と回答する者の割合は、ワシントングループの設問で「障害のある者」が22.7%、欧州統計局の設問で「障害のある者」が33.9%、公的障害者制度の利用者で34.7%である。

●また、ワシントングループの設問は「全くない」とする者が他の2つと比較して相対的に多い。

  • 「全くない」と回答する者の割合は、ワシントングループの設問で「障害のある者」が33.2%、欧州統計局の設問で「障害のある者」が11.5%、「公的障害者制度利用あり」で14.0%である。
図表 76 60歳未満で「障害のある者」と「障害のない者」の気分障害有無(心配・不安等を感じる頻度)
(上段:実数、下段:割合)
Q13
1.心配や落ち着かない気持ちや不安を感じることはどのくらい頻繁にありますか。
1.毎日 2.週に1回程度 3.月に1回程度 4.年に2、3回程度 5.全くない 合計
合計 1,593 2,231 1,746 2,419 5,636 13,625
実数 WG障害のある者 391 332 209 217 571 1,720
WG障害のない者 1,202 1,899 1,537 2,202 5,065 11,905
ES障害のある者 764 640 311 279 260 2,254
ES障害のない者 829 1,591 1,435 2,140 5,376 11,371
公的障害者制度利用あり 412 303 181 126 167 1,189
公的障害者制度利用なし 1,181 1,928 1,565 2,293 5,469 12,436
合計 11.7% 16.4% 12.8% 17.8% 41.4% 100.0%
割合 WG障害のある者 22.7% 19.3% 12.2% 12.6% 33.2% 100.0%
WG障害のない者 10.1% 16.0% 12.9% 18.5% 42.5% 100.0%
ES障害のある者 33.9% 28.4% 13.8% 12.4% 11.5% 100.0%
ES障害のない者 7.3% 14.0% 12.6% 18.8% 47.3% 100.0%
公的障害者制度利用あり 34.7% 25.5% 15.2% 10.6% 14.0% 100.0%
公的障害者制度利用なし 9.5% 15.5% 12.6% 18.4% 44.0% 100.0%
オ)心の状況(気分障害)との関係(2:憂鬱を感じる頻度)

 ここでは「障害のない者」でも気分障害(憂鬱)を感じるのか、どの程度かを分析した。(※本ページの図表は比較しやすさ、見やすさのために再掲している。)

(ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」)

●「憂鬱を感じることの頻度」に関して、「毎日」もしくは「週に1回程度」と回答する、相対的に頻度が高い者をみると、ワシントングループの設問では「障害なし」と捕捉された者であっても、「毎日」が7.5%であり、「週に1回程度」が12.5%、あわせて約20.0%である。気分障害については設問では明確には尋ねていないため、気分障害の者であっても、一定数が「障害のある者」とみなされなくなっている可能性がある。
●ワシントングループの設問では「憂鬱と感じることの頻度」に関して、「障害のある者」で、公的障害者制度を利用していないにもかかわらず、「毎日」とする者が15.3%存在していることが捕捉された。
●また、「障害のない者」でかつ公的障害者制度の非利用者でも、「毎日」が6.5 %、「週に1回程度」が12.0%と合計18.5%程度が気分障害の可能性がある。

図表 77 ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」の気分障害有無(憂鬱を感じる頻度)
(上段:実数、下段:割合)※本表については再掲である。

Q13
2.憂鬱を感じることはどのくらい頻繁にありますか。
1.毎日 2.週に1回程度 3.月に1回程度 4.年に2、3回程度 5.全くない 合計
合計 2,036 3,022 2,869 4,723 10,560 23,210
実数 WG障害のある者 495 448 378 418 944 2,683
WG障害のない者 1,541 2,574 2,491 4,305 9,616 20,527
合計 8.8% 13.0% 12.4% 20.3% 45.5% 100.0%
割合 WG障害のある者 18.4% 16.7% 14.1% 15.6% 35.2% 100.0%
WG障害のない者 7.5% 12.5% 12.1% 21.0% 46.8% 100.0%
Q13
2.憂鬱を感じることはどのくらい頻繁にありますか。
1.毎日 2.週に1回程度 3.月に1回程度 4.年に2、3回程度 5.全くない 合計
合計 2,036 3,022 2,869 4,723 10,560 23,210
実数 WG障害のある者 公的障害者制度利用あり 183 154 107 83 114 641
公的障害者制度利用なし 312 294 271 335 830 2,042
WG障害のない者 公的障害者制度利用あり 290 260 163 189 272 1,174
公的障害者制度利用なし 1,251 2,314 2,328 4,116 9,344 19,353
合計 8.8% 13.0% 12.4% 20.3% 45.5% 100.0%
割合 WG障害のある者 公的障害者制度利用あり 28.5% 24.0% 16.7% 12.9% 17.8% 100.0%
公的障害者制度利用なし 15.3% 14.4% 13.3% 16.4% 40.6% 100.0%
WG障害のない者 公的障害者制度利用あり 24.7% 22.1% 13.9% 16.1% 23.2% 100.0%
公的障害者制度利用なし 6.5% 12.0% 12.0% 21.3% 48.3% 100.0%

(欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」)

●「憂鬱を感じることの頻度」に関して、「毎日」もしくは「週に1回程度」と回答する、相対的に頻度が高い者についてみると、欧州統計局の設問では「障害なし」と捕捉された者であっても、「毎日」が5.5%であり、「週に1回程度」が10.8%、あわせて約16.3%である。気分障害についてはそもそも欧州統計局の設問では尋ねていないため、気分障害の者であっても、一定数が「障害のある者」とみなされなくなっている可能性がある。
●欧州統計局の設問では「憂鬱と感じることの頻度」に関して、「障害のある者」では、公的障害者制度を利用していないにもかかわらず、「毎日」とする者が20.7%存在していることが捕捉された。
●また、「障害のない者」でかつ公的障害者制度の非利用者でも、「毎日」が5.3%、「週に1回程度」が10.5%と合計15.8%程度が気分障害の可能性がある。

図表 78 欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」の気分障害有無(憂鬱を感じる頻度)
(上段:実数、下段:割合)

Q13
2.憂鬱を感じることはどのくらい頻繁にありますか。
1.毎日 2.週に1回程度 3.月に1回程度 4.年に2、3回程度 5.全くない 合計
合計 2,036 3,022 2,869 4,723 10,560 23,210
実数 ES障害のある者 984 957 594 693 780 4,008
ES障害のない者 1,052 2,065 2,275 4,030 9,780 19,202
合計 8.8% 13.0% 12.4% 20.3% 45.5% 100.0%
割合 ES障害のある者 24.6% 23.9% 14.8% 17.3% 19.5% 100.0%
ES障害のない者 5.5% 10.8% 11.8% 21.0% 50.9% 100.0%
Q13
2.憂鬱を感じることはどのくらい頻繁にありますか。
1.毎日 2.週に1回程度 3.月に1回程度 4.年に2、3回程度 5.全くない 合計
合計 2,036 3,022 2,869 4,723 10,560 23,210
実数 ES障害のある者 公的障害者制度利用あり 402 306 170 153 165 1,196
公的障害者制度利用なし 582 651 424 540 615 2,812
ES障害のない者 公的障害者制度利用あり 71 108 100 119 221 619
公的障害者制度利用なし 981 1,957 2,175 3,911 9,559 18,583
合計 8.8% 13.0% 12.4% 20.3% 45.5% 100.0%
割合 ES障害のある者 公的障害者制度利用あり 33.6% 25.6% 14.2% 12.8% 13.8% 100.0%
公的障害者制度利用なし 20.7% 23.2% 15.1% 19.2% 21.9% 100.0%
ES障害のない者 公的障害者制度利用あり 11.5% 17.4% 16.2% 19.2% 35.7% 100.0%
公的障害者制度利用なし 5.3% 10.5% 11.7% 21.0% 51.4% 100.0%

【全数まとめ】

●欧州統計局の設問で「障害のある者」、公的障害者制度の利用者は「毎日」と回答する者の割合が最も多い。

  • 「毎日」と回答する者の割合は、ワシントングループの設問で「障害のある者」が18.4%、欧州統計局の設問で「障害のある者」が24.6%、「公的障害者制度利用あり」で26.1%である。

●また、ワシトングループの設問は「全くない」とする者が他の2つと比較して相対的に多い。

  • 「全くない」と回答する者の割合は、ワシントングループの設問で「障害のある者」が35.2%、欧州統計局の設問で「障害のある者」が19.5%、「公的障害者制度利用あり」で21.3%である。
図表 79 「障害のある者」と「障害のない者」の気分障害有無(憂鬱を感じる頻度)
(上段:実数、下段:割合)
Q13
2.憂鬱を感じることはどのくらい頻繁にありますか。
1.毎日 2.週に1回程度 3.月に1回程度 4.年に2、3回程度 5.全くない 合計
合計 2,036 3,022 2,869 4,723 10,560 23,210
実数 WG障害のある者 495 448 378 418 944 2,683
WG障害のない者 1,541 2,574 2,491 4,305 9,616 20,527
ES障害のある者 984 957 594 693 780 4,008
ES障害のない者 1,052 2,065 2,275 4,030 9,780 19,202
公的障害者制度利用あり 473 414 270 272 386 1,815
公的障害者制度利用なし 1,563 2,608 2,599 4,451 10,174 21,395
合計 8.8% 13.0% 12.4% 20.3% 45.5% 100.0%
割合 WG障害のある者 18.4% 16.7% 14.1% 15.6% 35.2% 100.0%
WG障害のない者 7.5% 12.5% 12.1% 21.0% 46.8% 100.0%
ES障害のある者 24.6% 23.9% 14.8% 17.3% 19.5% 100.0%
ES障害のない者 5.5% 10.8% 11.8% 21.0% 50.9% 100.0%
公的障害者制度利用あり 26.1% 22.8% 14.9% 15.0% 21.3% 100.0%
公的障害者制度利用なし 7.3% 12.2% 12.1% 20.8% 47.6% 100.0%

【60歳未満】

●欧州統計局の設問で「障害のある者」、公的障害者制度の利用者は「毎日」と回答する者の割合が最も多い。

  • 60歳未満で「毎日」と回答する者の割合は、ワシントングループの設問で「障害のある者」が22.2%、欧州統計局の設問で「障害のある者」が33.3%、「公的障害者制度利用あり」で32.8%である。

●また、ワシントングループの設問で「障害のある者」は「全くない」とする者が他の2つと比較して相対的に多い。

  • 「全くない」と回答する者の割合は、ワシントングループの設問で「障害のある者」が34.0%、欧州統計局の設問で「障害のある者」が11.8%、「公的障害者制度利用あり」で14.0%である。
図表 80 60歳未満で「障害のある者」と「障害のない者」の気分障害有無(憂鬱を感じる頻度)
(上段:実数、下段:割合)
Q13
2.憂鬱を感じることはどのくらい頻繁にありますか。
1.毎日 2.週に1回程度 3.月に1回程度 4.年に2、3回程度 5.全くない 合計
合計 1,602 2,241 1,837 2,356 5,589 13,625
実数 WG障害のある者 381 309 241 205 584 1,720
WG障害のない者 1,221 1,932 1,596 2,151 5,005 11,905
ES障害のある者 750 654 309 274 267 2,254
ES障害のない者 852 1,587 1,528 2,082 5,322 11,371
公的障害者制度利用あり 390 308 184 140 167 1,189
公的障害者制度利用なし 1,212 1,933 1,653 2,216 5,422 12,436
合計 11.8% 16.4% 13.5% 17.3% 41.0% 100.0%
割合 WG障害のある者 22.2% 18.0% 14.0% 11.9% 34.0% 100.0%
WG障害のない者 10.3% 16.2% 13.4% 18.1% 42.0% 100.0%
ES障害のある者 33.3% 29.0% 13.7% 12.2% 11.8% 100.0%
ES障害のない者 7.5% 14.0% 13.4% 18.3% 46.8% 100.0%
公的障害者制度利用あり 32.8% 25.9% 15.5% 11.8% 14.0% 100.0%
公的障害者制度利用なし 9.7% 15.5% 13.3% 17.8% 43.6% 100.0%

カ)通院・買い物の困難性

 ここでは「障害のある者/ない者」で通院・買い物の困難性が異なるのかを分析した。

(ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」)

●「通院・買い物の困難性」に関しては、「困難なことがある」者の割合は「障害のある者」の方が相対的に多い。

  • ワシントングループの設問における「障害のある者」は23.7%が「困難なことがある」としており、「障害のない者」は4.8%しか「困難なことがある」としていない。

●ワシントングループの設問では「障害のある者」として捕捉された者の中で、公的障害者制度を利用していないにもかかわらず、「通院・買い物が困難なことがある」とする者が12.3%存在している。

図表 81 ワシントングループの設問における「障害のある者」と「障害のない者」の通院・買い物の困難性
(上段:実数、下段:割合)

Q14
あなたは、肉体的、精神的、情緒的な問題から、一人で病院に
行ったり買い物に行ったりすることが困難なことがありますか。
1.困難なことがある 2.困難なことはない 合計
合計 1,625 21,585 23,210
実数 WG障害のある者 637 2,046 2,683
WG障害のない者 988 19,539 20,527
合計 7.0% 93.0% 100.0%
割合 WG障害のある者 23.7% 76.3% 100.0%
WG障害のない者 4.8% 95.2% 100.0%
Q14
あなたは、肉体的、精神的、情緒的な問題から、一人で病院に
行ったり買い物に行ったりすることが困難なことがありますか。
1.困難なことがある 2.困難なことはない 合計
合計 1,625 21,585 23,210
実数 WG障害のある者 公的障害者制度利用あり 385 256 641
公的障害者制度利用なし 252 1,790 2,042
WG障害のない者 公的障害者制度利用あり 351 823 1,174
公的障害者制度利用なし 637 18,716 19,353
合計 7.0% 93.0% 100.0%
割合 WG障害のある者 公的障害者制度利用あり 60.1% 39.9% 100.0%
公的障害者制度利用なし 12.3% 87.7% 100.0%
WG障害のない者 公的障害者制度利用あり 29.9% 70.1% 100.0%
公的障害者制度利用なし 3.3% 96.7% 100.0%

(欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」)

●「通院・買い物の困難性」に関しては、「困難なことがある」者の割合は「障害のある者」の方が相対的に多い。

  • 欧州統計局の設問における「障害のある者」は29.7%が困難としており、「障害のない者」は2.3%しか困難としていない。

●欧州統計局の設問では「障害のある者」として捕捉された者の中で、公的障害者制度を利用していないにもかかわらず、「通院・買い物が困難なことがある」とする者が19.6%存在している。

図表 82 欧州統計局の設問における「障害のある者」と「障害のない者」の通院・買い物の困難性
(上段:実数、下段:割合)

Q14
あなたは、肉体的、精神的、情緒的な問題から、一人で病院に
行ったり買い物に行ったりすることが困難なことがありますか。
1.困難なことがある 2.困難なことはない 合計
合計 1,625 21,585 23,210
実数 ES障害のある者 1,189 2,819 4,008
ES障害のない者 436 18,766 19,202
合計 7.0% 93.0% 100.0%
割合 ES障害のある者 29.7% 70.3% 100.0%
ES障害のない者 2.3% 97.7% 100.0%
Q14
あなたは、肉体的、精神的、情緒的な問題から、一人で病院に
行ったり買い物に行ったりすることが困難なことがありますか。
1.困難なことがある 2.困難なことはない 合計
合計 1,625 21,585 23,210
実数 ES障害のある者 公的障害者制度利用あり 637 559 1,196
公的障害者制度利用なし 552 2,260 2,812
ES障害のない者 公的障害者制度利用あり 99 520 619
公的障害者制度利用なし 337 18,246 18,583
合計 7.0% 93.0% 100.0%
割合 ES障害のある者 公的障害者制度利用あり 53.3% 46.7% 100.0%
公的障害者制度利用なし 19.6% 80.4% 100.0%
ES障害のない者 公的障害者制度利用あり 16.0% 84.0% 100.0%
公的障害者制度利用なし 1.8% 98.2% 100.0%

【全数まとめ】

●「通院・買い物の困難性」に関しては、公的障害者制度の利用者が他の2つと比較しても「困難なことがある」とする者の割合が最も多い。属性により、傾向に大きな差が見られるわけではない。

  • 「困難なことがある」とする割合は、「公的障害者制度利用あり」で40.6%、欧州統計局の設問で「障害のある者」が29.7%、ワシントングループの設問で「障害のある者」が23.7%である。
図表 83 「障害のある者」と「障害のない者」の通院・買い物の困難性
(上段:実数、下段:割合)
Q14
あなたは、肉体的、精神的、情緒的な問題から、一人で病院に行ったり買い物に行ったりすることが困難なことがありますか。
1.困難なことがある 2.困難なことはない 合計
合計 1,625 21,585 23,210
実数 WG障害のある者 637 2,046 2,683
WG障害のない者 988 19,539 20,527
ES障害のある者 1,189 2,819 4,008
ES障害のない者 436 18,766 19,202
公的障害者制度利用あり 736 1,079 1,815
公的障害者制度利用なし 889 20,506 21,395
合計 7.0% 93.0% 100.0%
割合 WG障害のある者 23.7% 76.3% 100.0%
WG障害のない者 4.8% 95.2% 100.0%
ES障害のある者 29.7% 70.3% 100.0%
ES障害のない者 2.3% 97.7% 100.0%
公的障害者制度利用あり 40.6% 59.4% 100.0%
公的障害者制度利用なし 4.2% 95.8% 100.0%

【60歳未満】

●「通院・買い物の困難性」に関しては、公的障害者制度の利用者、欧州統計局の設問で「障害のある者」、ワシントングループの設問で「障害のある者」の順で「困難なことがある」とする者の割合が多くなっている。属性により、傾向に大きな差が見られるわけではない。

  • 60歳未満で「困難なことがある」とする割合は、「公的障害者制度利用あり」で47.4%、欧州統計局の設問で「障害のある者」が37.9%、ワシントングループの設問で「障害のある者」が24.9%である。
図表 84 60歳未満で「障害のある者」と「障害のない者」の通院・買い物の困難性
(上段:実数、下段:割合)
Q14
あなたは、肉体的、精神的、情緒的な問題から、一人で病院に行ったり買い物に行ったりすることが困難なことがありますか。
1.困難なことがある 2.困難なことはない 合計
合計 1,214 12,411 13,625
実数 WG障害のある者 428 1,292 1,720
WG障害のない者 786 11,119 11,905
ES障害のある者 855 1,399 2,254
ES障害のない者 359 11,012 11,371
公的障害者制度利用あり 564 625 1,189
公的障害者制度利用なし 650 11,786 12,436
合計 8.9% 91.1% 100.0%
割合 WG障害のある者 24.9% 75.1% 100.0%
WG障害のない者 6.6% 93.4% 100.0%
ES障害のある者 37.9% 62.1% 100.0%
ES障害のない者 3.2% 96.8% 100.0%
公的障害者制度利用あり 47.4% 52.6% 100.0%
公的障害者制度利用なし 5.2% 94.8% 100.0%

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