令和5年度 地域中核大学イノベーション創出環境強化事業

事業概要

○ 目的
  地域の中核となる大学が、独自のミッション・ビジョンに基づく強みや特色を最大限発揮し、地域ニーズに即した社会貢献活動を推進するとともに、同活動を通じた地域行政や産業界からの投資誘発を通じて、大学の財源多様化を進める。

○ 支援対象
  社会実装を担う官庁(文部科学省や同省所管の独立行政法人を除く)、もしくは自治体(都道府県、指定都市)による事業に参画している国公私立大学とする。詳細は公募要領を確認すること。
  支援を希望する大学から提出された、地域連携の実績や、今後の計画等に関する構想に関し、書類審査(一次審査)とヒアリング審査(二次審査)の2段階審査を経て支援対象を決定する。

○ 総合振興パッケージ等との連動
  「地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ(令和4年2 月1日総合科学技術会議・イノベーション会議決定、令和5年2 月8日改定)」に掲載されている、事業マップの社会実装を担う官庁の事業から支援を受けている大学、地域を中心とした産学官の連携体制に参画メンバーの一員として位置づけられている大学、もしくは、自治体の自主財源事業の申請主体の一員として、支援を受けている大学については、一次審査において加点する。

○ 支援内容
  採択された大学には原則2年間、自由に使える交付金を配分。実績状況に応じて3年目の延長もあり得る。
  目安としては1大学1億円程度/年度、10大学程度に対して支援を行う。詳細は公募要領を確認すること。
  本事業の支援を通じて、エコシステムを確立し、サステイナブルなイノベーション創出環境を実現するためにどのように効果的に使用されたかは事後に報告を求める。

スケジュール(予定)

令和5年
  4月26日(水)       公募開始(構想調書受付開始)
  5月31日(水)       公募締切(構想調書受付終了)
  6~7月頃          一次審査(書面)実施
  8月7日(月)~9日(水) 二次審査(ヒアリング)実施
  10月5日(木)       ガバニングボード
  10月頃           二次審査結果通知
  10月頃           支援開始
※審査の状況等により変更する場合がある。

令和6年
  4月     交付金の交付(2年目交付予定額のうち60%を交付)
  6月頃    フォローアップ調書作成依頼
  7月頃    フォローアップ調書提出締切
  8月頃    フォローアップ審査(ヒアリング)実施
  10月頃   ガバニングボード
  10月頃   追加交付額(交付予定額の残り40%のうちから審査結果に基づき交付
          する額)通知
  10月頃   交付金の追加交付

公募要領等

審査結果

採択大学の構想調書概要

採択大学の構想調書

採択大学の参画事業リスト