【応募受付中】
"未来社会の担い手×ムーンショット研究者"交流会

交流会チラシ画像
未来社会の担い手×ムーンショット研究者交流会チラシ(PDF形式:988KB)PDFを別ウィンドウで開きます
  • ムーンショット型研究開発制度では、2040年、2050年の目指すべき社会の未来像を描き、その未来像の実現に向けて解決が必要な課題を設定(バックキャスト)して、その課題の解決を目指して大学や研究機関の研究者たちが挑戦的な研究開発を進めています。
  • その未来像が実現される時代に社会の担い手となる現在の中学生や高校生の皆さんと、本制度で挑戦的な研究開発を行う研究者が、研究内容やその背景にある社会課題などに関する率直な意見交換を行うなどの交流により、より良い未来社会の実現を目指したいと考えています。
  • そこで、中学生や高校生の皆さんを対象に、本制度で研究開発を行う研究者との交流会の開催要望を受け付けることにしました。

※交流会チラシはご自由にご活用ください。

応募受付(現在、受付中)

  • 本制度で研究開発を行う研究者との交流会開催をご希望の方は、以下の応募フォームより申込みください。
  • 応募にあたっては、本ページ下部に記載の各ムーンショット目標の概要や関連キーワードを参考に、研究者から聞きたい、研究者と意見交換したい内容を具体的に記載ください。
  • 受付期間は令和6年度中(2025年3月末)までとします。応募数が多い場合は、事前に告知なく応募を締め切る場合があります。

こちらから、ご応募ください。
【応募フォーム】

[応募にあたってのお願い事項]

  • 代表者には、教師や学校職員などの責任者を設定してください。
  • ご入力頂いた情報は、話題提供者(研究者)の選定および話題提供内容を検討するために使用します。それに伴い、関係機関(本制度に関わる関係省庁および国立研究開発法人、研究開発に関わる大学や企業など)へ開示します。
  • 適切な話題提供者の選定およびスムーズな調整を行うためにも、出来る限り詳細に入力してください。
  • 調整の結果、ご希望に沿えない場合もあります。

応募後の流れ

  実施に向けた調整は、応募から少なくとも1~1.5か月程度の期間は必要になりますので、ご希望の実施時期に対して、十分な余裕をもってご応募ください。
※あくまでも一例ですので、内容に応じて調整期間・方法が異なります。

応募後の流れイメージ

開催実績

  本報告書は、応募者に了解頂いたものを掲載しております。

2023年10月20日 早稲田大学高等学院(PDF形式:655KB)PDFを別ウィンドウで開きます
2023年9月16日 都立大泉高等附属中学校(PDF形式:603KB)PDFを別ウィンドウで開きます

(参考)各ムーンショット目標の概要・関連キーワード

ムーンショット目標1

ムーンショット目標1イラスト

  少子高齢化が進展し労働力不足が懸念される中で、介護や育児をする必要がある人や高齢者など、様々な背景や価値観を有する人々が、自らのライフスタイルに応じて多様な活動に参画できるようにすることが重要です。そのために、「生産性向上」「強靭な生産性維持」「安全安心とゆとりのある日常生活」の3つの社会課題の解決をめざして、「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」を目標にしています。サイボーグやアバターとして知られる一連の技術を高度に活用し、人の身体的能力、認知能力及び知覚能力を拡張するサイバネティック・アバター(Cybernetic Avatar) 技術を、社会通念を踏まえながら研究開発を推進していきます。

【関連キーワード】
#サイバネティック・アバター #遠隔操作 #能力拡張 #生産性向上 #少子高齢化 #労働力不足 #社会適応性

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ムーンショット目標2

ムーンショット目標2イラスト

  健康寿命を延伸するためには、疾患が発症した後で治療するという従来の考えから脱却し、疾患の超早期状態、さらには前駆状態を捉えて、疾患への移行を未然に防ぐという、超早期疾患予測・予防ができる社会を実現することが鍵となります。本研究開発プログラムでは、超早期疾患予測・予防を実現するため、観察・操作・計測・解析・データベース化等様々な研究開発を推進し、これらを統合して臓器間ネットワークの包括的な解明を進めていきます。

【関連キーワード】
#未病 #超早期疾患予測 #超早期疾患予防 #がん #認知症 #感染症 #糖尿病 #生物学と数学の融合

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ムーンショット目標3

ムーンショット目3イラスト

  少子高齢化が進展する中で、危険な現場や人手不足の現場における労働、人類のフロンティア開発、生活のサポートなど、社会のあらゆる場面においてロボットを活用できるようにすることが重要です。そのためには、AIとロボットの共進化によって、自ら学習・行動するロボットを実現することが鍵となります。そのため、ロボットの高度な身体性とAI の自己発展学習を両立するAI ロボットの実現に向けた研究開発を推進していきます。

【関連キーワード】
#AI #ロボット #自ら学習・成長 #難環境で自律的に判断・行動 #自動的に原理・解法を発見 #パートナーAIロボット

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ムーンショット目標4

ムーンショット目標4イラスト

  地球温暖化の原因とされる温室効果ガス、プラネタリーバウンダリー(※)において限界値を超えたハイリスクな状態にあるとされる窒素、海の生態系に影響を与え、食物連鎖を通じた人類への影響も懸念されている海洋プラスチックごみ等、環境中に排出され地球環境に悪影響を及ぼしている物質については、排出削減の努力に加えて、排出される物質を循環、利用する方策も必要です。本研究開発プログラムでは、地球環境の再生に向けて、産業や消費活動を継続しつつ、地球温暖化問題の解決(Cool Earth) と環境汚染問題の解決(Clean Earth)を目指し、温室効果ガスや窒素化合物、海洋プラスチックごみ等の環境汚染物質を削減する新たな資源循環を実現するための挑戦的な研究開発に取り組んでいます。
※人間社会が発展と繁栄を続けられるための地球の限界値。これを超えると人間が依存する自然資源に対して回復不可能な変化が引き起こされる。

【関連キーワード】
#DAC #CO2 #二酸化炭素 #回収 #分解 #無害化 #生分解性プラスチック #地球温暖化 #環境汚染 #海洋プラスチック #資源循環 #温室効果ガス #窒素化合物 #NOx

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ムーンショット目標5

ムーンショット目標5イラスト

  2050年には世界の人口増加により食料需要が現在に比べ1.7倍になると見込まれています。一方、生産効率のみを重視した従来の方式だけでは地球の自然循環機能が破綻し、立ち行かなくなるおそれがあります。そのため、食料の増産と地球環境保全を両立するために、生産力の向上だけでなく環境負荷や食品ロス問題を同時に解決していくことが必要です。この問題の解決に向けて掲げられたムーンショット目標5を達成するために、8の研究開発プロジェクトを推進しています。

【関連キーワード】
#完全資源循環型食料生産システム #ムダのない食料消費システム #食品ロス #食料需給ひっ迫 #昆虫食

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ムーンショット目標6

ムーンショット目標6イラスト

  従来のコンピュータの進歩が限界に達しつつあるといわれるなか、爆発的に増大する様々な情報処理の需要に対応しうる量子コンピュータが注目を集めています。多様かつ複雑で大規模な実問題を量子コンピュータで高速に解くには、量子的な誤りを直しながら正確な計算を実行する誤り耐性型汎用量子コンピュータの実現が鍵となります。そのため、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク及び関連する研究開発を推進していきます。

【関連キーワード】
#誤り耐性型汎用量子コンピュータ #量子誤り訂正 #量子科学 #量子理論 #量子コンピュータができること

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ムーンショット目標7

ムーンショット目標7イラスト

  近年、いわゆる生活習慣病や老化に伴う疾患といった環境的要因と遺伝的要因とが合わさって発症する疾患が国民に大きな影響を与えるようになっており、今後もこの傾向が続くと予想されます。平均寿命が延びている中で、健康寿命をさらに延ばしていくためには、こうした疾患への対応が課題となる中、診断・治療に加えて予防の重要性が増していきます。また、病気にかかっても出来るだけ制限を受けずに生活していくことが鍵となります。そのため、本研究開発プログラムでは2040年までに目標を達成すべく、研究開発を進めていきます。

【関連キーワード】
#健康寿命の延伸 #老化 #生活習慣病 #予防医療 #サステナブルな医療介護システム #メディカルネットワーク #睡眠 #慢性炎症 #腸内細菌 #がん #ミトコンドリア

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ムーンショット目標8

ムーンショット目標8イラスト

  地球温暖化が進み、台風や豪雨等の極端気象による風水害が激甚化・増加している中で、災害につながる極端気象自体の強度やタイミング、発生範囲などを変化させることができれば、直接的な被害を回避することや格段に被害を軽減させられる可能性があります。本研究開発プログラムでは、極端気象の深い理解、気象モデルやデータ同化、アンサンブル手法などの気象予測技術の向上等により気象制御理論の構築を進めるとともに、社会的・技術的・経済的に実現可能な気象制御技術の実現を目指した研究開発を進めていきます。

【関連キーワード】
#気象制御 #気象予測 #台風 #豪雨 #極端気象 #災害リスク #線状降水帯

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ムーンショット目標9

ムーンショット目標9イラスト

  近年、「こころ」に起因する社会問題はますます深刻化しています。個人から集団までにおいて、それぞれの「こころ」を総合的に理解し合い、思いやりのあるコミュニケーションを図り、互いに調和しながら自ら望む方向や、自ら進むべき方向に向かえるようになることが、精神的に豊かで躍動的な社会を実現していくための鍵となりえます。本研究開発プログラムでは、科学技術による「こころの安らぎや活力の増大」を目指して、「個々のこころの状態理解と状態遷移」及び「個人間・集団のコミュニケーション等におけるこころのサポート」を実現する技術の創出を目指した研究開発を推進していきます。

【関連キーワード】
#こころ #こころの安らぎ #こころの活力 #コミュニケーション #異分野融合 #総合知 #自ら望む方向

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