平成25年度 エイジレス・ライフ実践事例一覧

北海道・東北 | 関東・甲信越 | 東海・北陸 | 近畿 | 中国・四国 | 九州 | 関連団体

(注)年齢は、平成25年4月1日現在

○北海道・東北ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
年齢 表章内容 印刷用(PDF)
1 青森県
(弘前市)
ほんま みさお
本間 操
79歳  ウォーキング愛好者団体弘前歩こう会会長として、現在約340人の会員(東北地方最大)拡大に貢献した。毎月1回市街や海岸沿い山麓等で自然と触れ合いながらウォーキングしたり、マラソン大会等の運営にボランティアとして積極的に参加している。2002年からあすなろ友の会の代表幹事及び弘前支部長を務め、四季彩色豊かな行事やボランティア活動、運動等を毎月行っている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:385KB)
2 岩手県
(遠野市)
きんだいち かつたろう
金田一 勝太郎
80歳  平成9年から、岩手県内の福祉施設等を訪問し、手製のウクレレやハーモニカによる音楽演奏などのボランティア活動を続けている。音楽の他には皿回し、バルーンアートなども交えて公演する。平成11年からは、助手役だった妻の久子さん(77歳)もマジックをマスターし、共演するようになった。訪問回数は700回を超えている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:357KB)
3 岩手県
(大槌町)
こむかい みきお
小向 幹雄
78歳  平成13年に「NPO法人まちづくり・ぐるっとおおつち」を設立。法人運営の中心となって、町教育委員会と連携し農業体験学習や少年少女合唱団の設立をはじめ、内陸の子どもたちに沿岸の活動を体験させる活動を中心に世代間交流事業等の企画運営、地産地消の推進、環境保護活動を行ってきた。
 東日本大震災の被害を受け、活動を休止する団体が多い中、自ら被災しながらも、地元のNPOという強みをいかしながら、仮設入居者・在宅被災者の内職支援や地元野菜の移動販売等、継続して地域住民のために尽力している。
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(PDF形式:392KB)
4 宮城県
(気仙沼市)
みずかみ ふみお
水上 文男
76歳  友好都市舟山市からの水産加工研修生受け入れに始まり、舟山市を歴訪(通算11年12回)し、学校での交流会では運動具、書籍の贈呈を行い、市民との交流では文化広場で歌、踊り、楽器演奏、太極拳で交流を深め、日本の伝統的「どじょうすくい」などを伝授し、喜ばれた。又気仙沼市在住の外国人の相談相手として、トラブルの解消に協力している。
 さらに老人ホームへの支援を行っている。
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(PDF形式:389KB)
5 秋田県
(北秋田市)
たかはし しげとし
高橋 重敏
80歳   障害児教育の教員の経験を生かし、特殊教育地域センター報「絆」を平成5年から14年まで自主発行し、北秋田市内の小・中学校、教育機関へ週1回配布。現在も特別支援教育実践記録展や講演会活動、教育現場からの要請により交流会や親の会への支援、自主制作した障害児の成長の記録映像(DVD)を紹介するなど、教育現場や障害児の親の支援のあり方の意識を高め、関わりや成長の見通しを立てることに役立っている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:372KB)
6 福島県
(福島市)
せいの よしみ
清野 吉巳
80歳  農業団体職員退職後、昔話に興味を持つ仲間数人と平成13年に「ふくしま民話茶屋の会」を立ち上げ活動を始めた。現在も児童施設等で定期的にお話会を開いている。また、地元の幼稚園や保育園にも毎月出向き昔話を聞かせたり、自分の畑を開放して季節ごとにサツマイモ掘りなど農業体験をさせている。
 さらに、他の10人ほどの老人クラブのメンバーと一緒に定期的に折り紙や凧揚げなど世代間交流活動も行っている。
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(PDF形式:420KB)
7 福島県
(伊達市)
そうま おさむ
相馬 修
81歳  伊達市梁川町のコーラスグループである混声合唱団「ひろせ」を発足させ、27年にわたり主宰するとともに、地域住民の音楽活動や指導に携わっている。
 近年では、伊達市内にある複数のコーラスグループを「伊達市コーラスの仲間たち」という一つの団体にまとめ、その初代会長としてその活動育成に努めている。東日本大震災後には、同団体で「ももの里コンサート」を開催し、市民に大きな勇気と感動を与え、復興の礎のひとつとなった。地域での地道な音楽活動が多くの成果をあげ、市民の生涯学習や音楽文化の普及向上に貢献している。
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(PDF形式:401KB)
○関東・甲信越ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
年齢 表章内容 印刷用(PDF)
1 茨城県
(猿島郡境町)
なかじま しょうしち
中島 昭七
82歳  会社員を定年退職後、ひとり暮らしの高齢者の手助けができればとの思いから、配食ボランティアサークル「ひまわり会」に入会した。それから17年以上に亘り、毎週金曜日にひとり暮らし高齢者世帯に弁当の配達を行っている。親しみやすい人柄であるため、利用者のよき話相手として頼りにされている。85歳になる現在も自転車で配達を行っており、はつらつと活動する姿は他のボランティアや同年代の方々への模範となっている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:402KB)
2 栃木県
(さくら市)
こすげ よしてる
小菅 義輝
90歳  『彫刻を児童達の教育に役立てたい』と、戦後シベリア抑留中に身に付けた技術を活かし、趣味の木の彫り物で力強い作品を製作して、地元の小学校を始め、公共施設や介護施設等に寄贈している。「児童に作品を観てもらうことで、前向きな精神を養い、積極的に行動すると同時に心優しい人間になってもらいたい」との願いを込め、作品を製作・寄贈する活動を続けており、大変感謝されている。 (なし)
3 群馬県
(高崎市)
かわばた さちえ
川端 幸枝
84歳  婦人会活動を皮切りに、老人クラブ活動で健康体操の普及や女性の特性を活かした日常生活支援に取り組んでいるほか、児童への昔遊びの指導及び安全パトロール、公民館での図書ボランティア等、幅広く、長きにわたり地域の支え合い活動に積極的に参加し、取りまとめ役としても貢献している。また、退職後になぎなたの2段をとり「鎌倉街道武者行列」を25年続け、日舞、華道、茶道の師範の資格を活動に役立てている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:416KB)
4 東京都
(墨田区)
やすざわ なおじ
安沢 直次
89歳  終戦後間もない昭和24年2月、戦災で家族を亡くし学校に通うことができない子供たちの学びの場を作ろうと、自宅を開放し簿記講習会の前身となる私塾を開いた。
 その後、現在に至るまで、64年以上の長きにわたりボランティアとして、人間教育と簿記実務指導を行っている。その傍ら、毎朝5時に起床し家の周りを1時間かけて清掃、地域の人たちから「ほうきおじさん」と呼ばれ親しまれている。
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(PDF形式:385KB)
5 神奈川県
(座間市)
てらしま つよし
寺島 豪
83歳  地区の子どものイベントのお手伝いがきっかけになりはじまった活動である。活動は退職を機会に20数年間続けている。地域の子どもたちにわりばし鉄砲づくりという簡単な作業で手作りのおもちゃづくりの楽しさを教えている。口コミで活動が評判になり、相模が丘地区だけでなく、市内の子どものイベントに呼ばれるようになった。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:395KB)
6 長野県
(須坂市)
かつやま いさお
勝山 勲
85歳  70歳を過ぎてから油彩画を独学で始めた。風景、動物など、心に留まった題材を細部まで丁寧に表現した写実的な作品を、これまでに150点以上描いている。平成25年2月には、東日本大震災で救助活動を行った自衛隊員の姿を描いた油彩画を陸上自衛隊多賀城駐屯地に寄贈するなどして感謝されている。また、同年1月に須坂市内で個展を開催し、多くの人に支持され、好評を得ている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:402KB)
○東海・北陸ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
年齢 表章内容 印刷用(PDF)
1 富山県
(高岡市)
ひらの まさはる
平能 正治
80歳  定年後に本格的に始めた書、社交ダンス、カラオケの「シニアタレント(高齢指導者)」として、また、演歌とカラオケに関する講演を行う語り部として富山県社協に登録して、最近は氷見市内で月4回程度でステップのコツなど社交ダンスの指導をしている。
 また、富山シニアタレント連絡協議会委員長(平成20年~)やとやま語り部連絡会会長(平成17年~)も務め、シニアタレント・語り部活動の振興に尽力している。
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(PDF形式:367KB)
2 石川県
(羽咋郡志賀町)
みなみ すすむ
南 進
77歳  健康運動指導士や食育指導士・全老連健康づくり推進員・健康体力づくり指導者等の資格を持ち、健康維持推進のため、県内老人クラブ連合会を対象にした講習会や市等主催の「健幸教室」、「健幸塾」、「志賀町健幸教室」の講師も務めている。地域住民が日々健康で幸せな生活をするために、あらゆる面から参考になる事例やデータを講話の中に入れ「健康寿命」を延ばす活動をしている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:413KB)
3 愛知県
(小牧市)
ふなはし よしゆき
舟橋 淑行
73歳  大学卒業後、遠ざかっていた水泳を40歳過ぎに再開し、マスターズ水泳選手権大会で、通算3回目の世界新記録を更新。平成24年7月の大阪マスターズでは生涯初めて自由形で出場し、世界記録を更新した。2014年のカナダのモントリオールでの世界大会において2種目で世界新記録を出すことを目標にされており、生涯現役のスイマーとして、現在も週4~5回トレーニングに励んでいる。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:396KB)
○近畿ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
年齢 表章内容 印刷用(PDF)
1 京都府
(南丹市)
こばた としこ
小畑 敏子
81歳  昭和63年の京都国体の「花いっぱい運動」をきっかけにプランターでの花作りを行い、地元の橋の歩道を中心に植栽活動を続けている。60個程のプランターに春から秋にかけて色とりどりの花を植栽し、みんなの目を楽しませている。昭和63年から現在まで25年間継続して活動を行っており、地域住民のみならず通行者や道行くドライバーからも大変感謝されおり、生きがいとなっている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:327KB)
2 大阪府
(池田市)
かじた せいいち
梶田 清一
88歳  会社定年後、地区の福祉委員会の創設に尽力し、昭和57年には地区福祉委員長に就任、地区福祉委員会の礎を築き、以後30年にわたって現役で活動している。地元小学校区の福祉向上に努めるとともに、地域外の障がい者福祉作業所へもボランティアで参加している。また、福祉教育推進と伝統文化継承のために地域の小・中学校ともかかわりを持っている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:378KB)
3 奈良県
(生駒市)
あいだ きよし
相田 浄司
75歳  『市内の各地に高齢者が集える場を』をテーマに、地域で活動する、地域ボランティア「オアシス」。このグループは、市主催の地域ボランティア講座の1期生を中心に結成。スタッフは18人で、結成9年目。相田さんはこのグループの会長として活動。具体的には、4つの活動(1環境・美化(小学校の花植え)、2高齢者の体操教室の支援、3高齢者サロン、4長弓寺サロンほか)を柱とし、地域の活性化に貢献し続けている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:401KB)
4 奈良県
(生駒郡平群町)
やぶうち えいすけ
薮内 英輔
82歳  平群町長寿会連合会の機関誌新聞の編集長として14年に亘り、全会員世帯に対し、毎月発行を続けており、その間1回も遅延させたことがない。新聞には手作業で編集・組版をするとともに自ら印刷機を操作して印刷している。発行部数は毎月2,100部になる。発行経費は年間で殆ど用紙代だけの少額で本部運営費の面でも大きく貢献している。読者からのお礼の言葉に励まされ、年13回を毎月遅れることなく発行し続けている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:380KB)
5 京都市 むらた たけし
村田 武
75歳  退職を機に64歳で野球に取り組み始め、ピッチャーとして練習を重ね全国大会に出場するほどに上達。野球を続けるために日々の体力維持や栄養管理などの健康面に配慮した生活を送っている。
 75歳になった現在、70歳以上の選手で構成された古希野球チームに加え、全国でも団体数の少ない75歳以上の選手で構成されたスーパー古希野球チームにも新たに入団するなど挑戦を続け、年齢を感じさせない取組を続けている。
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(PDF形式:401KB)
6 西宮市 やまさき としこ
やまさき 戸始子
72歳  10年前に老人ホームからの依頼を受けて、朗読を始めたことをきっかけに世界の様々な楽曲を使用し、老人ホームや障害者施設等で踊りを披露したり、本の朗読を行う活動を続けている。また、公益社団法人西宮市シルバー人材センターの女性代表理事を務めつつ、地域の老人会や福祉施設などにおいて、童謡や踊りを披露するといった芸能活動を積極的に行っており、地域の方々からも大変親しまれている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:372KB)
○中国・四国ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
年齢 表章内容 印刷用(PDF)
1 鳥取県
(鳥取市)
まえだ かずお
前田 一男
86歳  昭和52年地域の体育振興発展の功績により、鳥取市体育功労章を受章、その後も野球競技、庭球競技に関わるとともに急速に進む高齢化社会の中で、生涯スポーツとしてのソフトボール競技に着目し、同志を募り「シニア鳥城クラブ」チームを平成5年6月に結成し、高齢者の自立意識の向上及び健康増進を図りつつ、地域社会とともにソフトボール競技の発展に努めている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:423KB)
2 鳥取県
(倉吉市)
あらます はるこ
荒益 晴子
89歳  仕事や家事の合間をぬって帽子を編んでは譲る活動を、昭和49年からの長期にわたって行っている。「寒そうにしている人を見れば、何とかしてあげたい。」との思いから、毛糸の帽子を編んで譲ってあげる。喜んでもらうと、自分も嬉しいし生きがいになると話す暖かな心の持ち主。7年前に転倒して、右肘を骨折してからは右手が不自由になり要支援状態となったが、デイサービスに通いつつ、現在も変わらずに活動を続けている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:381KB)
3 島根県
(益田市)
よしやま ふみすけ
吉山 典佑
79歳  約15年前から毎朝地域の小学校の通学路に立ち、見守り、声かけ等の活動を続けている。同時期より、小学校で読み語り活動もしており、学校、子どもたちからも大変喜ばれている。また、清掃業務をしていた経験を活かし、長年に渡りボランティアをしており、仲間に清掃指導等も行いボランティアの普及にも貢献している。地域のリーダー的存在として多方面で活躍しており、「地域になくてはならない人」と周囲から大変信頼されている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:382KB)
4 山口県
(防府市)
おおた かずこ
大田 和子
82歳  防府市読書グループ連絡協議会の代表として「本を読む市民のつどい」の開催などの活動に取り組んでいる。また、子どもが絵本に親しむ活動を通じて、子育て支援に取り組む必要性を感じ、読み聞かせサークルを立ち上げ、図書館や公民館などで月6回、絵本の読み聞かせを行っている。地域の読み聞かせボランティア活動の普及にも努めているほか、「防府図書館まつり」では、実行委員会の代表としても活発に活動している。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:388KB)
5 山口県
(宇部市)
ひらやま ともあき
平山 智昭
82歳  定年退職後、教員生活の中で考えたことや体験の中で目覚めた言葉などをまとめた「朝霧もほのぼの晴れて」という教育指針本を自費出版し、教え子や保護者、教育関係者などに贈呈した。その後、郷土の歴史や文化、史跡に関して多数の執筆をしている。執筆活動以外にも、地区の史跡・墓碑等の踏査、ふるさと集落の再編成、郷土史研究、講演活動等幅広く活躍している。特に最近、毛利秀就公の誕生地を探究し、発見したことは圧巻で衆目を集めている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:395KB)
6 山口県
(宇部市)
はまべ まさみ
濱邊 正己
84歳  終戦後、社内厚生活動の一環として卓球部を創設した。67年間の卓球経験を生かし、宇部市卓球教室では、高齢者を対象にラージボールのコーチとして指導している。また、宇部市福祉卓球「フリッパー」では、障害者の方に卓球を教え、彼らが笑顔で元気にプレーする姿を自分の活動の原動力としている。自身もねんりんピックの団体戦に2度出場している。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:391KB)
7 山口県
(山口市)
いとう きよ
伊藤 喜代
91歳  38歳からマジックを始め、63歳のとき、山口をついの住みかとして東京から引っ越したことを機にマジッククラブに入会。以後、クラブの会員として、クラブ主催のチャリティーマジックショーや、老人ホーム等でマジックを披露している。
 月2回行われるクラブの勉強会に参加するなど、腕が鈍らないよう日々努力し、新しいマジックにも積極的に挑戦しており、現在のレパートリーは100ほどに及んでいる。クラブの最年長者として活動する姿は会員のあこがれであり、華麗なマジックは見る人に感動を与えている。
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(PDF形式:376KB)
8 徳島県
(小松島市)
おおもり しげき
大森 茂樹
91歳  平成10年に地元公民館の書道教室に通い、その後、シルバー大学校の同期やOBを中心に90歳を過ぎた現在も書道の指導にあたっている。平成24年度には月2回老健施設へも出講していた。定年退職後、体操、ゲートボール等と自身の健康管理に留意しながら農業の手伝いをし、書道を通して地域での自分の役割を見つけ、生きがいとして長年続けている様は、他の高齢者の励みであり、目標となっている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:403KB)
9 愛媛県
(今治市)
みたらい みのる
御手洗 稔
76歳  町史談会員として地理や歴史に愛着を持ち、荒れた史跡の修復や整備活動を推進してきた。
 郷土の魅力を発信すべく、地域を巡る「歩こう会」を結成、毎月1回実施して、6年目となる。
 地域の老人クラブのリーダーとして余念がない。郷土の環境を守るため「大西の景観を守る会」を主宰し、植樹、愛ロード、愛ビーチ運動などを展開している。
 今治地方観光ボランティアガイドとして、来今者への観光スポットの案内役も努めている。
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(PDF形式:392KB)
○九州ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
氏名
年齢 表章内容 印刷用(PDF)
1 福岡県
(岡垣町)
まつもと たけひこ
松本 威彦
86歳  プレイリーダー養成講座受講後、自身のこれまでの知識を生かして平成15年5月から現在まで「山田夢広場」において子ども達に物づくりやそれらを利用した遊び、昔遊びなどを教えている。また、「勉強も遊びも楽しみながらしてほしい」と、平成21年6月から現在まで地域の子ども達を対象とした自習教室を開設しており、宿題等の自主学習や、天文学や音楽、昔ならではのしきたり等を学ぶ体験学習を実施するなど、地域の子ども達の学力と意欲の向上に貢献されている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:390KB)
2 佐賀県
(武雄市)
みねまつ なおしげ
峰松 直茂
82歳  12年にわたり、この町に伝えられてきたしめ縄づくりを地元小学校児童に指導してきた。武雄市橘町は、古くから米作が盛んで、稲わらも農家の副業として米俵、蓆、稾縄しめ縄に加工し、一部には事業として成り立っていた歴史がある。その中で芸術的なしめ縄は、町の特産物としての地位を占めている。それらを伝承していくために、小学校の総合学習の時間を利用して老人クラブ会員と一緒に児童に教えており、郷土を愛する子どもの心を育てる一助になっている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:442KB)
3 熊本県
(阿蘇市)
えとう あきら
江藤 晃
91歳  老人クラブ連合会会長、グラウンドゴルフ協会会長を多年に亘り務めながら、高齢化率の高い本市において健康長寿の意識啓発を行っている。一方、社会問題でもある孤独死や地域希薄化、認知症などをテーマにして、自ら座長として平均85歳のメンバーと演劇を行い笑いの中にも核心にせまる公演を行っている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:404KB)
4 宮崎県
さいと市)
たき いちろう
滝 一郎
83歳  教職員を退職後も身近な自然植物に興味を持ち研究を続けながら、植物について広く知っていただこうと講演会活動をさいと市内・外を問わず精力的に行っている。また、研究した植物についての執筆活動も行い、市の広報紙に約20年掲載している自然植物等については大変好評を得ているため、今後も継続する予定である。現在も探求心旺盛で、教職員時代の校庭の植物について執筆を行おうと計画中である。 (なし)
5 宮崎県
(宮崎市)
まえだ つよし
前田 剛
78歳  企業を退職後、地域等で開催されるあらゆる講座を意欲的に受講。受講仲間と、シニアの地域活動団体を結成し、団体の代表を10年にわたり務めている。地域の児童との「昔の遊び体験」交流事業や、地域住民と高齢者が交流できる催しを1年間を通じて行っており、企画の立案や講師の手配などを一手に引き受け、年齢を感じさせないフットワークの軽さで多忙なスケジュールをこなしている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:378KB)
6 宮崎県
(都城市)
あんらく ゆきまさ
安樂 幸政
79歳  「定年退職後、地域の皆様に恩返しをしたい」と民生委員を引き受け、そのためには地域高齢者との親睦交流が必要であり、健康寿命を延ばすことだと考え、高齢者とのスポーツ交流を活発に実施した。結果、地域・市のリーダーとして選ばれ、高齢者スポーツの活性化に積極的に取り組み、市で簡略化したミニボウリングを高齢者用に定着させた。また、高齢弱者の見守りにも力を入れている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:403KB)
7 沖縄県
(うるま市)
あらかき しょうこう
新垣 正孝
77歳  新垣さんは、若い頃に身に付けた踊りや三線で地域のミニデイサービスや老人ホームの慰問を行い、多くの高齢者や地域の人に喜ばれている。現在も、年20回以上慰問するなど精力的な活動を行っている。
 この他にも、児童見守り隊としての活動、また、交通安全推進員として、朝早くからの交通安全指導などを行っている。
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(PDF形式:417KB)
8 久留米市 おおつ さかえ
大津 栄
79歳  高齢者大学を卒業後、高齢者大学で学んだパソコンに関する知識・技術を活かして、生涯学習センターや地域の施設などでアシスタント、ボランティア講師として活動されている。活動の拠点施設である生涯学習センターでは、約60の利用サークルで組織された利用者の会の総務部門の理事として、団体間の交流と地域全体の生涯学習推進のために活動されている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:428KB)
9 長崎市 にしむら いさむ
西村 勇
75歳  放送局で東京に在勤の際、江戸大道芸のかっぽれ、玉すだれ等を家元で修行し、師範を取得。長崎では唯一の師範。定年退職後、夢だった江戸芸の大道芸人に転進し、14年間で約700(うちボランティアは350)ステージ、延べ4万人を超える観客を相手に上演してきた。踊りを披露すると、瞳が空を見ていた認知症の方が一緒に歌いだす。子どもたちに体験をさせるとあっという間に上達する。踊りとしゃべりは自身の健康維持。ここ7~8年は風邪も引いていない。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:415KB)
10 長崎市 ばば えいじ
馬場 榮治
72歳  「地域に貢献できるものを」と姉夫婦が辞めた陶芸教室を引き継ぎ、自作品の発表だけでなく、幼稚園や小学校の授業補助、誰でも参加できる陶芸の体験入門を行っている。また、地元の文化協会の事務局長に就任し、陶芸の作品展だけでなく、史跡めぐりやふるさと祭りを通して子ども達との世代間交流を推進したり、自治会サロンのコーディネートをしたりするなどして地域住民の模範となっている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:413KB)
○関連団体
番号 推薦団体名 (ふりがな)
氏名
年齢 表章内容 印刷用(PDF)
1 (一財)日本郵政退職者連盟
(北海道江別市)
ぬまた しのぶ
沼田 忍
81歳  (財)日本ボールルームダンス連盟1級の資格を有し「江別アマチュアダンス協会」に加入した後、平成7年から会長としての要職を務める他、日本棋院5段の有資格者で、地域のサークルを組成し、指導・育成に当たっている。70歳を超えてから始めた声楽も練習に励み発表会を楽しんでいる。更には、地元ホールで開催される発表会で、平成23年に「チャリティー地域ふれあいコンサート」を開催、東日本大震災では、約65万円を江別日赤に寄付した。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:375KB)
2 (一財)日本郵政退職者連盟
(東京都杉並区)
かきざわ こうじ
柿澤 好治
88歳  地元「善福寺公園」で昭和49年から39年間毎日継続して、早朝YMCAデンマーク体操及びNHKラジオ体操を行っているが、「善福寺たいそうクラブ」の発足時から、リーダー・世話人として、地域老若男女の体力向上、健康増進に貢献しており、地域住民の健康増進に寄与したとして、平成14年10月に杉並区長から「地域公共の健康づくり貢献者」の感謝状を受けている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:439KB)
3 (一財)日本郵政退職者連盟
(長野県安曇野市)
やのぐち かん
矢野口 寛
88歳  在職中にも関心があったボランティア連絡協議会で、何をするにも人手不足であることを知り、地域への恩返しのつもりで高齢者や障害者を施設等へ送迎し付随した入浴の手伝いから始めた。趣味で習ったハーモニカを使い、手作りの歌詞を配って演歌や唱歌の伴奏をし、一緒に歌って楽しみ話しあって喜んでもらう反応が嬉しく、元気をもらう場面も多い事から可能な限り継続したいと思っている。 別ウインドウで開きます
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4 (一財)日本郵政退職者連盟
(広島県広島市)
おくだ ひでと
奥田 英人
78歳  在職中に通信教育で習得したデザイン、レタリング、絵手紙などの技術を活かし平成6年退職後ボランティアで絵手紙教室を開き、現在13教室で絵手紙の普及推進を図っている。平成16年4月には日本絵手紙協会会長から同協会の公認講師として認定された。平成20年6月、日本臨床美術協会から臨床美術士の資格を取得し介護施設等を訪問し独自の「奥田式ぬり絵」でより簡単に絵手紙を描ける工夫をし地域活動に貢献している。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:379KB)
5 (公財)あしたの日本を創る協会
(東京都府中市)
くろさき ひろ
黒崎 啓
77歳  東京都府中市において、環境問題、消費者教育などをテーマとして活動するグループ「サークル穂波生活会議」を立ち上げ、会員を指導し、「地域のことは地域で守る」活動を推進している。また、「エンディングノート」の普及を進め、高齢者が明るく前向きに生活し、住みやすい地域をつくる活動に参加するよう運動を進めている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:394KB)
6 (公財)あしたの日本を創る協会
(石川県金沢市)
うら すみこ
浦 澄子
77歳  順番でまわってきた婦人会役員をきっかけに婦人会活動にかかわる。経済委員長を10年程務めた経験により、会より推薦され61歳から70歳まで石川県金融広報委員アドバイザーを務め、諸団体へ講師として出向く。辞めた後、これまでの人脈を生かし金沢生活学校を立ち上げ、地域のリーダーとして活躍中。また石川県草の根消費者教室の講師として消費者トラブルの防止のため各地域へ出向いている。 別ウインドウで開きます
(PDF形式:392KB)
7 (公社)全国シルバー人材センター事業協会
(北海道旭川市)
いだ ちえ
井田 千江
79歳  市職員保健師として多くの患者さんの生命を救ってきた。心の問題を抱えて悩める人に何ができるか、自己受容・他者理解を深めるため、夜間講習を受講しカウンセラー1級の資格を取得、19年前に仲間と「心の悩み相談」を立ち上げ、相談員として活躍している。シルバー人材センターでは理事として10年間貢献、女性会委員長として就業開拓推進のための講習会講師も行い、生涯人の為になることを目標に活躍し続けている。 別ウインドウで開きます
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8 (公社)全国シルバー人材センター事業協会
(北海道標津郡中標津町)
こばやし たけはる
小林 竹春
88歳  70歳で「からくりおもちゃ」の仕組みに興味を持ち、老後の生きがいに現在までに作品約130点を制作。「からくりおもちゃ館ラビッツ」を開設し、全作品を展示している。これらの取組をNHKが2回放送して反響を呼び、全道各地から見学者多数。教育活動の一環として、町内の保・幼・小学校・老人施設・空港ロビー、遠く室蘭市、斜里町、標津町こどもまつりに無料で貸し出し好評を集めている。 別ウインドウで開きます
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9 (公社)日本産業退職者協会
(東京都世田谷区)
かとう たかこ
加藤 孝子
84歳  「障害者の人々が少しでも楽しく過ごせる社会にしたい」と民生委員時代に痛感し、64才で退任後、施設への慰問・支援活動を続けている。近年では世界旅行体験を面白く話し聞かせることで、世田谷区特技ボランティアに登録され活動の場を拡げた。ここ2年位はディサービス等の福祉施設からお話しボランティアの要請が沢山入り、視覚聴覚障害者や認知症の方々が混在している所で、紙芝居やボディランゲージで面白おかしく話している。 別ウインドウで開きます
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10 (公財)日本レクリエーション協会
(北海道石狩市)
やすだ よし
安田 ヨシ
86歳  寝たきり老人を減らしたいとの思いから老人会で始めた体操の集いを機に75歳でレクリエーション・インストラクター資格を取得。中高齢者対象の体操の集い「楽々レクリエーション杏の会」を80歳で始める。自分でアレンジした体操の紹介と、リサイクル品で衣装や小道具を作り、毎週1回の体操の集いと季節の料理作り等を楽しむ「お楽しみ会」を開催している。83歳、84歳と2年連続で1,898mの羊蹄山に登山するなど、会員とともに健康づくり、喜びの活動を続けている。 別ウインドウで開きます
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11 特定非営利活動法人ホールファミリーケア協会
(埼玉県さいたま市)
すずき きぬえ
鈴木 絹英
70歳  平成11年、日本で初めて「傾聴ボランティア」を確立、自ら高齢者施設等で傾聴ボランティアを実践した後、活動の全国的普及のために、「傾聴ボランティア養成講座」の講師を務める。年間で250回余の講演会・講座をこなし、講座の修了生は全国で26,000名に及ぶ。14年間に及ぶ傾聴ボランティア活動は、活動するボランティア自身を含め、高齢者一人ひとりが生き生きと元気に生きられる社会を実現するために、多大な貢献をしている。 別ウインドウで開きます
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12 特定非営利活動法人ナルク水戸
(茨城県那珂市)
のぎ りさぶろう
野木 利三郎
84歳  「自分のできる手作り品」で困っている人や恵まれない人たちを助けたいと県職員の時に思い立ち、古切手の収集からはじめた。古切手150万枚、お尻拭き布20万枚、お尻敷布1200枚、雑巾9000枚を市の福祉協議会を通じて日本善行会・日赤・ユニセフ等に寄付。毎月1万円・計200万円も寄付、今も続けている。地域老人会会長10年、市視覚障害者団体奉仕の会会長として15年、NPO法人ナルク水戸運営委員として主導もしている。 別ウインドウで開きます
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